貯金や資産形成を意識している人が近年急増しています。将来の生活がどうなるのか不安な今、とりあえずお金さえ貯めておけば未来の選択肢が増えるので、とてもよい行動だと思います。ひたすらお金を使わなければ確かにお金は貯まります。しかし、節約に目が行き過ぎて劇的に幸福度が下がってしまっても良くありません。私が節約生活をしている中で幸福度を下げずに生きるためお金を使った方が良いと思ったところを挙げます。
- 月1~2回程度の友達との交流
人付き合いで飲み会に参加したり、遊びに出かける行動を繰り返しているとお金は全く貯まりません。ですから、節約の本にも削った方が良い項目としてよく挙げられます。しかし、友人との付き合いを完全に断ってしまうと幸福度がかなり下がってしまいます。私の例で言うと、徹底的に節約したいと思い人からの誘いを全て断っている時期がありました。確かにお金は貯まるのですが、自分のことを人に話す機会が全くなかったので、かなりストレスも増えてしまいました。また、月数回人と会って話していた方が、良い副業のアイデアが思いついて結果的にお金が稼げていた可能性もあります。
友人との付き合いは、人生を豊かにするために欠かせないものです。友達とのおしゃべりや遊びを楽しむことで、ストレス解消にもなります。友人との付き合いは自分自身の成長や人間関係の構築に繋がり、自分自身が成長し、将来的に自分の人生をより良くすることができます。また、良い人間関係を築くことで、人生の様々な場面で助けられたり、支援を受けたりすることもあるでしょう。
お金がないからと言って友人との付き合いを断ってしまうのは、将来的に損失になる可能性があるため、お金を使うことも必要だと考えています。大前提として無駄な楽しくない飲み会や、惰性で行く食事会などでお金と時間を使う必要はありません。友人との付き合いにお金を使う際には、高額な場所や食事を選ばず、手軽に楽しめる場所や飲食店を選ぶことがポイントです。
- 長距離移動の費用
長距離移動をする際には、できるだけ早く目的地に到着したいと思うものです。しかし、安い費用で移動しようとすると、乗り換えが多かったり、時間がかかるルートを選ばなければならず、その結果、移動時間が長くなってしまいます。それに加えて、乗り換えのための待ち時間や列車の遅延なども起こり得ます。これらの問題は、時間を節約することができないため、結果的に無駄な時間を過ごすことになってしまいます。
時間を節約することができないということは、時間を失うことになるということです。時間はお金よりも貴重な資産であり、失った時間は二度と取り戻すことができません。たとえば、長距離移動の途中で待ち時間や遅延があった場合、予定していた時間よりも遅れて到着してしまい、その結果、待ち合わせの時間に遅れてしまったり、予定していたイベントに参加できなかったりすることになります。このような場合、失った時間や機会を取り戻すことはできません。そのため、長距離移動にお金を使って時間を節約することは、重要なことです。
また、長距離移動にお金を使うことで、ストレスを軽減することができます。長時間の移動や乗り換えの多いルートは、ストレスや疲れを引き起こすことがあります。一方、快適な移動手段を選ぶことで、移動中にリラックスしたり、必要な休息をとったりすることができます。ストレスを軽減することは、生活全体において健康と幸福に繋がります。
以上の理由から、長距離移動にお金を使うことが、節約生活において例外的に重要であることがわかりました。また、長距離移動にお金を使うために、自分にとって適切なバランスを見つけることが必要です。例えば、移動手段やルートによっては、同じ距離でも大幅に料金が異なる場合があります。そのため、自分が必要とする快適さと時間と費用を考慮し、最も適切な選択をする必要があります。
また、長距離移動にお金を使う場合でも、無駄な出費を避けるために、あらかじめ計画を立てることが重要です。予約や割引、キャンペーンなどを活用することで、費用を抑えながら快適な移動ができる場合があります。さらに、移動中に必要なものを事前に用意することで、現地での余分な出費を避けることができます。
- 本を買う代金
本を読むことは、自己成長に繋がるために重要なことです。本からは様々な知識や経験、情報が得られます。本も買わなければその分貯金はできますが、本の知識による自己投資はできなくなります。
自分自身の知識やスキル、感性を高めることで、将来的に自分自身の力に繋がります。また、本を読むことはストレス解消にも繋がります。日々の生活に追われてストレスを感じることがある場合、本を読むことでリラックスし、精神的な安定を得ることができます。
また、本を読みながらも節約生活を継続することは可能です。そのためには、図書館や中古書店を利用することが有効です。また、電子書籍を利用することで、費用を抑えることができます。
ただ、本屋で見つけてから図書館まで行って再び探すのはあまり得策ではないと思います。良い本だと思った瞬間に購入しなければ忘れてしまい機会損失になるからです。また、情報は早く得られることにとてつもないメリットがあるので多少高くてもすぐ買う方が良いと私は考えています。ネットで安い物を場合は、本屋で良い本を見つけたらすぐその場で検索して購入するのが良いです。自宅へ帰ってからだと忘れてしまったり面倒になってしまった経験があります。ですから、ときめいた本があったら価格の検討はすぐに済ませ、購入して良いと思います。
まとめ
節約生活において、お金を使った方が良い項目として、月数回の友人との付き合い、長距離移動の費用、本を買う代金を挙げました。これらの項目には、それぞれ自分自身の成長や人生に対する
視野の広がり、ストレス解消など、お金を使うことで得られるメリットがあります。
しかし、節約生活の中でこれらの項目にお金を使う場合、必ずしも贅沢をするわけではありません。例えば、友人との付き合いにおいては、自宅で手料理を作って食事会を開く、公園でのピクニックなど、費用を抑えた方法もあります。また、長距離移動においては、安宿やゲストハウス、地元の飲食店など、費用を抑えた方法もあります。さらに、本を買う代金においては、図書館や中古書店、電子書籍など、費用を抑えた方法もあります。
つまり、これらの項目にお金を使うことが必ずしも無駄ではなく、自己投資やストレス解消など、将来的な自分自身のためにも大切なことであるということです。また、節約生活の中で費用を抑えながら、これらの項目に取り組むことも可能であるということを忘れてはいけません。
最後に、節約生活において、お金を使う項目を選ぶ際には、自分自身が大切にしていることや、将来的に自分自身が得たいものを考えることが大切です。お金を使って得られるメリットを十分に理解した上で、節約生活をしながら、自分自身を成長させるために取り組んでいきましょう。
by のうこれ_エクスペリメントer.
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