お金の知識を人に伝える事の難しさ

私は、お金で豊かになる知識を人に伝えるのは本当に難しいことだと考えています。

書籍やyoutube動画でお金についての勉強をしていると、おおまかにこのステップを登っていけばお金持ちになれるのだと理解ができてきました。

それは基本的に義務教育や大学の講義では教えてもらえない内容です。お金持ちが自分の子供に教えることによってお金持ちに生まれた人がお金持ちになっています。

義務教育で教えられてきた内容とは基本的に異なる方向性をたどらなくてはお金持ちになれないのです。

大人になるまでに教わる生活の形は、

1.勉強をして受験を勝ち抜く

2.良い大学に入って学歴を残す

3.就活を頑張って良い待遇の会社に入る

4.そこでいい給料を貰えたらお金持ちになれる

という流れがベースの形だと思っておりましたし、私もそう教わりました。

しかし、実際のお金持ちへの道は大きく異なります。

1.まず給料形態の仕事で元手を確保する

2.できたお金で事業を開始

3.従業員を雇いさらに事業を拡大

4.事業で得たお金で投資し、配当を得る

という4ステップです。これはどのお金の本にも書いてあり、資本主義というゲームの基本的な流れになります。

これらを社会人にわかりやすく当てはめた例を挙げると、

・ある程度高い給料の会社に入社して、残る額を投資に回す

・初めから個人事業主で頑張り、大きく収益を得て投資に回す

・給料は低いが自由時間の取れる会社で働き、副業を頑張って投資に回す

・個人事業主から誰かを雇って起業し、残る額を投資

などがあります。

これらのどれを見ても、入社してその中で自分を高い役職に上げていき高い給料を得たからお金持ちになれるという流れではありません。お金を給料なり事業所得なりでたくさん得てそれを投資に回し、配当金という不労所得を得て初めてお金持ちになれるのです。

なぜならお金持ちの定義というのが自分が動かなくてもお金が入ってきており、その額が自分の生活費を上回っているという状態を言うからです。

つまり会社の中でいくら出世しても投資をしない事には絶対にお金持ちになることができないという事です。

大人になるまでの教育でこれはしっかり教わっていませんよね?それは、今既に権力を握っている人たちが永続的にお金持ちであるために、ライバルを増やさないようにお金のことについて教えないからです。だから義務教育で教わらないのです。

この事実を人に伝えようとしても、「良い給料を貰うのが豊かな人生」という知識の人が多いと思うのでその前提が崩れずに理解されにくいです。

また、お金の話となると詐欺なども多いため怪しいと思われ最初から聞き入れて貰えないこともあります。

ブラック企業に入社して困っている友達に「会社で出世できなくても、なんの問題も無いんだよ」と伝えてあげようと思ってお金の話をしたら怪しいと思われ、疎遠になってしまった人もいます。

これを伝えるには、単にお金の知識が豊富にあるだけでなく伝える力という部分の勉強も必要だと思いました。また、お金の話をして警戒されるのを恐れる事無く発信し続ける活動を辞めないことも大切だと思ってます。

非常に難しい部分ですが、お金で困っている人を助けるべく一人でも多くの人がお金について詳しくなる未来を願っています。

by のうこれ_エクスペリメントer.

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